家電の取扱説明書をなくしても、あわてなくて大丈夫です。多くのメーカーは、公式サイトで取扱説明書を公開しています。探すときに必要なのは、**本体に書かれている品番(メーカーによって「品番」「形名」「型式」などと呼び方が違います)**だけです。

この記事では、品番の見つけ方と、パナソニック・シャープ・日立の公式サイトでの探し方、あわせて確認しておきたいリコール情報について整理します。ここで紹介するのは一例で、ほかのメーカーにも同じようなページがあります。

1. まず本体の「品番」を見つける

取扱説明書を探すときは、商品の名前よりも、英数字の品番で探すほうが確実です。同じシリーズでも、年式や色で品番が違うことがあるからです。

メーカーによって、呼び方が違います。

メーカー サイトでの呼び方
パナソニック 品番
シャープ 形名
日立 型式

品番は、本体に貼られたラベルに書かれていることが多いです。日立の「型式表示位置の目安」のページでは、製品ごとに、型式が書かれた**「品質表示板」**の位置を案内しています。たとえば次のとおりです。

  • 冷蔵庫:冷蔵室のドアの内側
  • 電子レンジ・炊飯器:本体の側面
  • 洗濯機・掃除機:操作パネルや本体の側面
  • ルームエアコン:本体の底面または側面

シャープも、サポートのページに「形名確認のしかた」を製品の種類ごとに用意しています。どこにあるかわからないときは、メーカーの案内ページを見てから探しましょう。ラベルが見えにくい場所にあるときは、スマホで写真を撮っておくと、あとで読み取りやすくなります。

保証書や購入したときのレシート、ネットショップの注文履歴にも、品番が書かれていることがあります。

2. メーカーの公式サイトで探す

品番がわかったら、メーカーの公式サイトの取扱説明書のページで探します。

パナソニック

パナソニックの「取扱説明書」のページでは、品番から探すことができます。また、「マイ家電」に商品を登録していると、すぐに取扱説明書にアクセスできると案内しています。商品のカテゴリーから探す方法もあります。

シャープ

シャープのサポートページでは、製品の形名から探すことができます。「目的からさがす」の中にも取扱説明書の項目があります。

日立

日立の「取扱説明書検索」では、家電製品の取扱説明書をPDF形式で見られます。日立は、検索するときの注意として次のように案内しています。

  • 型式は半角英数字で入力する。型式の一部でも検索できる
  • 型式の末尾に「-1」「-2」とある機種は、それを省いて検索する(例:「R-B6700-1」なら「R-B6700」)
  • エコキュートは、タンクやヒートポンプの型式ではなく、システム型式で検索する(システム型式は保証書などで確認する)

見つかった取扱説明書がPDFなら、スマホやパソコンに保存しておくと、次に探す手間がなくなります。

3. 見つからないときは

古い製品などは、取扱説明書がサイトに載っていないことがあります。その場合は、メーカーのお客様相談窓口などに問い合わせる方法があります。問い合わせのときも、品番がわかっていると話が早く進みます。

メーカー名がわからないときは、本体のラベルや保証書などを確認しましょう。

4. ついでにリコール情報も確認する

取扱説明書を探すために品番を調べたら、その製品がリコールの対象になっていないかも確認しておくと安心です。消費者庁の「リコール情報サイト」では、家電製品などのリコール情報を調べられます。2026年10月25日に見たときも、モバイルバッテリーなど、リチウムイオン電池を使った製品のリコールや注意喚起が掲載されていました。

探す順番

取扱説明書をなくしたとき
  1. 本体のラベルに、品番(形名・型式)は書いてある?

    • 見つかった → 写真を撮って、英数字を控える。
    • 見つからない → メーカーの「品番の確認のしかた」のページを見る。保証書や注文履歴も確認。
  2. メーカーの公式サイトに、その品番の取扱説明書はある?

    • ある → PDFならスマホやパソコンに保存する。
    • ない → メーカーのお客様相談窓口などに、品番を伝えて問い合わせる。
  3. リコールの対象になっていない?

    • わからない → 消費者庁のリコール情報サイトで、メーカー名や品番を検索する。

次になくさないために

取扱説明書のPDFや、品番のラベルの写真は、スマホのアルバムやクラウドにまとめておくと探しやすくなります。紙の取扱説明書と保証書は、1つのファイルや箱にまとめて保管しておきましょう。写真の保存先の考え方は写真のバックアップ方法|クラウド・SSD・PCを比較で紹介しています。

懐中電灯やラジオなど、停電のときに使う道具の取扱説明書も、ふだんから見られるようにしておくと安心です。備えておきたい道具は防災用に備えておきたい道具|ライト・ラジオ・電源で紹介しています。

参照情報

以下はいずれも2026年10月25日確認。ページの名前や場所は変わることがあります。